高速光デバイスと高速制御回路技術を融合し、光速情報処理の先端へ

【事業概要】
　事業の柱は国内大手メーカー、公的研究機関、および大学からの試作や設計請負といった受託開発事業と、それら技術を製品化した自社製品の販売事業の2本立てとなっています。

【 製品例 ~LiDAR関連製品~ 】
　自動運転に必須なセンサとされることでここ数年注目を浴びているLiDARであるが、当社はLiDARの実験・研究・開発を実現できるLiDARキットをリリースしました。日本国内ではLiDARを製品化している企業は少なく、自動運転用途においては殆どのLiDARが海外製品です。そのため、日本企業はLiDAR技術や製品の開発に注力しており、当社のLiDAR KITのような、実験ができるLiDARプラットフォームへのニーズが高まっています。
　また、LiDAR KITで使用される各コンポーネントの製品販売も行っています。パルスレーザを投光する半導体レーザ用のドライバ、反射した光を受ける受光回路ボード、そして投光・受光の実感の差分を検出し、距離に換算するTDC(Time to Digital Converter)ボードが主力製品となっています。

　当社は「光高速技術」と「統合技術」を強みとする技術ベンチャー企業であり、会社設立以来、光技術やアナログ・デジタル回路技術を活用した製品開発・技術開発を進めてきました。一例としては、世界に先駆けて過渡応答性能を高めた光増幅器を開発・製品化しており、世界的権威のある光る通信の国際学会OFC（Optical Fiber Communication Conference and Exposition）にて発表を行い、高い評価を得ています。また、2016年3月にはJEITA（一般社団法人電子情報技術産業協会）の第1回ベンチャー賞を受賞しており、業界内では高い技術力を周知できています。