株式会社生体分子計測研究所

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動画も撮れる高速原子間力顕微鏡の開発と製造および分析サービス

【事業概要】
 弊社は、高速AFMなどオンリーワン製品の開発製造と国内外への販売、高品位な受託計測サービスなど、ハード(装置)とソフト(測定)を車の両輪とするビジネスモデルで展開。大学等と連携し、最先端の計測技術の開発に取り組んでいます。
 具体的には次の事業を行っています。
①高速AFMなど計測装置の開発・製造・販売、および、受託測定サービス
②細胞バイオアッセイ
③食品環境検査

 弊社の主力製品の高速原子間力顕微鏡(高速AFM)は、走査速度を従来のAFMの約1000倍に高めて、1秒間に最高20画面の撮像を可能にし、ナノスケールの動画観察を実現したオンリーワンの製品です。

提供できるリソース

◎高速原子間力顕微鏡(高速AFM)
 ナノスケールのサンプルを「動画」で可視化できる顕微鏡です。生体分子などのサンプルが溶液中で動く様子や反応する様子を動画で観察できます。
 標準システムと各種オプションにより、お客様の実験に最適なシステムをご提案します。

◎ナノ粒子動画計測システム(NP-NEX)
 ナノ粒子を測定・計測するシステムです。PTA(粒子軌跡法)やDLS(動的光散乱法)などの測定方法では原理的に測定できない直径60 nm未満の粒子も測定することが可能であり、ウルトラファインバブル(UFB)などの形状観察・粒径測定・粒径分布解析を行うことができます。また、UFBの洗浄・分解・反応過程をリアルタイムで可視化することも可能です。
 
◎高速AFM受託測定
 高速AFMを用いた受託測定サービスを提供しています。細胞、細菌、タンパク質、DNA等の生体試料だけではなく、半導体基板や高分子などの工業材料まで、あらゆる試料の表面をナノレベルで動画にて測定できます。

◎細胞バイオアッセイ
 細胞バイオアッセイは生物の最小単位である細胞を使い、さまざまな物質の生物に及ぼす機能、毒性、効果を評価する細胞工学の手法を使用した分析方法です。
 医薬品、機能性食品、栄養補助食品、化粧品の研究開発、原材料の品質評価のために必要な試験をリーズナブルな価格かつ短期間で実施いたします。
 お客様のニーズに合わせ、試験をカスタマイズしてご提案いたします。また、細胞アッセイ試験から動物試験まで幅広く、柔軟にご対応いたします。

◎食品環境検査サービス
 ナノバイオ関連事業で培った高度な技術を背景に、高精度な食品環境検査サービスを提供しています。
 食品検査では、アレルゲン検査、遺伝子組み換え検査、品種判別、成分分析、残留農薬検査等を行っております。
 その中でもアレルゲンについては、ELISA法、PCR法、ウェスタンブロット法といったアレルゲン検査をはじめ、検査キット販売、技術指導を通して、食品製造業者様のアレルゲン管理をトータルでサポートしております。
 環境検査では、建材中のアスベスト分析を行っております。解体現場での浮遊アスベストをその場でチェックできるシステムの取り扱いもございます。

代表取締役
岡田 孝夫

 当社は、平成11年に設立された工業技術院(現産総研)の第1号ハイテクベンチャー企業です。
 弊社が目指す技術・事業領域は、バイオテクノロジーとナノテクノロジーの両領域分野で、様々な分野の研究開発や事業の拡大・創出に貢献するmother of scienceといわれる計測の中でも、画像精密計測です。
 具体的には装置を開発、提供するハード部門と受託測定サービスのソフト部門を両輪とし、また、弊社単独の研究と産学官との共同研究を積極的に行い、技術、研究の飛躍的発展に尽力を注いでいきます。
 今後はなお一層、ハイテクベンチャー企業として飛躍し、新たなビジネスモデルを探求しながら、画像精密計測のグローバルニッチトップ企業を目指します。

企業情報

株式会社生体分子計測研究所の企業情報
会社名
Company Name
株式会社生体分子計測研究所
(せいたいぶんしけいそくけんきゅうしょ)
住所
Address

〒305-0047
茨城県つくば市千現1-17-1

電話
TEL
029-896-6500
URL https://www.ribm.co.jp/

企業概要

株式会社生体分子計測研究所の企業概要
代表者
President
岡田 孝夫
設立年
Established
1999
資本金
Capital
2億1750万円
上場区分
Listed or not
未上場
従業員数
Employees
20名