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「高感度で扱い易い」を実現した特許技術のレオメーターの開発、製造・販売
【事業概要】
弊社(株式会社大菜技研)は産総研で培ってきたレオメーターの技術を多くの方に使って頂くために‘産総研技術移転ベンチャー’として設立致しました。レオメーターは、流体、或いは、容易に変形させることのできる物質の流動と変形に関する力学的性質を測定する装置です。測定対象は固体と液体の間の性質のため非常にやっかいな物性ですが、生活や産業のあらゆる所に出てきます。美味しさを演出する‘ふわとろ’、流体を配管に流すための設計などです。より高度なものづくりのための重要な測定技術です。
【自社特徴・技術のPR】
使いやすさを求めながら、科学的側面を犠牲にしない技術を搭載したレオメーターを開発し、これを主な製品として製造、販売しています。
弊社のレオメーターの特徴は、小型軽量でエアベアリングを使わないため、設置や移動が簡単であり、水程度の低粘度液体から測定が可能な高感度、高精度の回転粘度計として使うことができることです。レオメーターの市場がほぼ海外製品に占められている中、本製品は純国産でお客様の様々な要望に応えることができます。
また、レオメーターは、これまで接着剤など固まってしまうと試料の取り出しが困難になるものの測定が難しいという難点がありました。
当社で開発した次の2種類のジオメトリ(試料を入れる測定部) は、試料が固まってしまってもジオメトリ部を取り外して処理できる機構を備えており、安心して様々な試料を測定できるものになっています。
当社が開発した2種類のジオメトリの特徴は次の通りです。
1.同時着脱ジオメトリ
この方式の最大のメリットは、試料を装置が設置されている場所と離れたところで扱うことが可能となることです。例えば、感染性への配慮が必要な血液のレオロジー測定で安全な作業が可能になります。
2.平行平板ジオメトリ
これまでのジオメトリは流動性が少な過ぎる試料には適さない構造でした。この製品を使えば、例えば、ご飯粒一つだけでも測定が可能となります。
【プレスリリース】小型・高性能レオメーターONRH 型用のジオメトリ 2 種を開発
https://www.ohnatech.com/doc/new_geometries_ohnatech20200923.pdf
平行平板ジオメトリの動画
https://www.ohnatech.com/photo/ONRH_parallel_plate1.mp4
同時着脱ジオメトリの動画
https://www.ohnatech.com/photo/ONRH-pre-pairing_geometry.mp4
レオメーターを使って高度なものづくりに移行するために、測定データを分かりやすく解釈できること、そして、測定に必要なスキルが多くないことが重要です。弊社開発室では、様々な事例を想定して、このための技術開発に取り組んでいます。以下の2点を目標とするアプリケーションの主要課題としています。
・サイコレオロジーに適した測定法の開発
・血液レオロジーの測定に適した装置と測定法の開発
会社名 Company Name |
株式会社大菜技研 (おおなぎけん) |
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住所 Address |
〒305-0047 |
URL | https://www.ohnatech.com/ |
代表者 President |
菜嶋健司 |
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設立年 Established |
2014 |
資本金 Capital |
9000000円 |
上場区分 Listed or not |
未上場 |